【デュビアと相性良好!?】ホソワラジムシの餌について

ホソワラジムシの餌 ホソワラジムシ

こんにちは、はえおーです。

 

アマガエル・アカハライモリ等の餌用として今年初めに繁殖を始めた”ホソワラジムシ”。

あれから約3ヵ月程経過しましたが、ストックが切れる事無く順調に育っています。

 

 

当初は前回ご紹介した”クリアスライダー”をケージとして使用しましたが、数に対して少し手狭な感じになってきたので最近では”コバエシャッター”というケージに移行しました。

 

 

このコバエシャッターというケージ。

 

クリアスライダー同様にカブトやクワガタ系に使用されるケージのようで、空気穴部分に付箋布を使用する事で名が表すようにコバエの侵入をほぼシャットアウトするそうです。

また気密性が高い事から高湿度を保ちやすく視認性も非常にクリアで、ワラジムシの観察・繁殖ケージとしてピッタリだと感じます。

クリアスライダーに比べるとお値段がお高めですが、価格に見合った商品だと思いました。

 

はえおー
はえおー

デュビア用に低湿度を維持している部屋で一緒に飼育していますが、ケージ内はしっかり高湿度を維持出来ています

 

そんなケージのおかげも相まってか、ホソワラジムシもどんどん増えてきており餌の消費もそれに比例して大きくなってきました。

 

※数が増えると同時に、餌がどんどん減ってます。

 

餌は基本的に餌食いの良い金魚用のフードをメインに与えているのですが、今後も繁殖用ケージを増設していく事を考えると50~60gで400~500円というのは少しコスパに不安が残ります

かといって料理の際に手に入る野菜クズなんかも与えてみたのですが、金魚フードに比べると餌食いは劣る様子。

 

どこかにコスパと嗜好性に優れた餌は無いものかと色々と模索していたら、

 

ありました。すぐ目の前に。

 

 

 

そう、デュビアに与えているラビットフードです。

 

 

元々ワラジムシは落ち葉などをメインに食べる草食傾向の高い生物なので、ラビットフードへの嗜好性も高いです。

それにラビットフードであれば栄養価も高いですし、何よりコスパに優れます

 

しかも水分を含む餌の方が嗜好性の上がるデュビアと違い、ワラジムシは完全に乾燥した餌でも嗜好性が落ちる事はありません。

つまり水分が抜けて嗜好性の低い状態になった残餌なんかもワラジムシは好んで食べてくれます。

 

※水分が抜け食べ残された状態の餌。こうなった餌をデュビアは好みません。

 

ではデュビアと比べてこの状態の餌をどの位食べるのかというと、

 

 

 

ご覧の様にワラワラと寄ってきてはどんどん食べてくれます。

デュビアの食べ残しを食べてくれるのであれば、今後は残餌をあまり気にせず思い切ってデュビアに餌を与えられるので、成長速度も今より上がるかもしれません。

 

正直デュビアのコロニー一つ一つに、丁度良い餌量を見極めて与えるのって結構難いんですよね。

多めに与えすぎちゃって翌日以降、見向きされなくなった餌を何度見てきた事か。。。

 

※再度水でふやかしても匂いが薄まる為か、デュビアの嗜好性はあまり上がらない事が多いです。

 

無駄になってしまった残餌を有効活用出来る術が見つかっただけでもワラジムシを繁殖して良かったと感じます。

またワラジムシはそこまで嗜好性は高くないものの、デュビアの死骸も食べてくれます

 

※死んでしまったデュビアに集まる大小様々なワラジムシ達。

 

ワラジムシが居る事によってデュビアにしっかりたくさん餌を与える事ができ、かつデュビア繁殖の副産物?である残餌と死骸をワラジムシに与える事で餌のコストを抑える事が出来る

 

”ワラジムシとデュビアの同時繁殖”というのは面白いシナジー関係にあるかもしれませんね。

 

ひとまず今後はデュビア用フードをメインに、おやつ的な感覚で動物性たんぱく質(金魚フードやデュビアの死骸など)も与えてみたいと思います。

植物性・動物性たんぱく質を共にバランス良く与えた方が自然下に近くて良い気もするからです。

色々試行錯誤して最適解を見つけて行きたいとこですね。

 

はえおー
はえおー

デュビア同様、ホソワラジムシ繁殖にも積極的に取り組んでいきます!

 

デュビアを繁殖されてる方、ご一緒にワラジムシも如何ですか?w

では、また!

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