こんにちは、はえおーです。
今回はタイトルにも書いたように、ここ最近の爬虫類たちの様子と副業以上として始めた「生き餌販売」について思う事なんかを書いてみたいと思います。
内容的には雑記のような感じで、記事としては正直面白みに欠けるかもしれません。
ただ後半に書いた生き餌販売については、今後副業として生体販売を考えている人には参考になる部分もあるかもしれませんので良ければ読んでみて下さい。
つまらない記事かもしれませんが、私の飼育しているペット達や生き餌販売に興味ある方は宜しければお付き合い下さい!
最近の爬虫類飼育
先日シマヘビ(※シマじろう)を死なせてしまったのは前回記事に書いた通りです。
野生種でありながらこちらに徐々に慣れていく様子は飼育者冥利に尽きる思いでした。
長期飼育こそ叶いませんでしたが、大事な経験として記憶に残り続けると思います。
そして他のペット達に関しては幸い大きなトラブル無く、マッタリと同棲生活を送らせてもらっています。
うどん(テキサスラットスネーク)
当ブログ”つかずはなれず爬虫類”の顔役といえばやはりこの子でしょう。
SNSやこちらのブログ記事の反応なんかを見ても、一番人気は「うどん」関連です。
どうも白いヘビというのは人を惹きつける何かを持っているようですw
うどんは現在飼育している生き物の中でもかなり古株の方で、迎えてかれこれ6年以上になるでしょうか。
一昨年から春先になると拒食→産卵(無精卵)するのがデフォになってましたが、今年は拒食も産卵もなく平常運転でマウスにパクついています。
数年前にケージ内で顔を怪我したのを最後に、今の所はなんのトラブルもなくマイペースに過ごしています。
また年々歳を重ねていく度に落ち着きと貫禄が増していってる感じです。
個人的に飼育している爬虫類の中でも特に思い入れが強い子なので、出来る限り永く一緒に居れたらと願っています。
すいか(アカミミガメ)
うどんとは別の意味で存在感あるのがこの「すいか」です。
ブログ内ではほとんど記事として取り上げてはいない事もあって存在感薄めだと思いますが、飼育している爬虫類の中では一番手のかかる存在感ある子だったりしていますw
記事が少ない理由として、アカミミガメはポピュラーかつ丈夫な種である事、また中でもすいかは大きすぎる事から普通の水棲ガメの飼育参考にならない(需要が無い)ような気がしたからです。
その巨体を考えると今の桶槽でも手狭な感が出ており、いつかは屋外に専用の池的な物を作って上げたいと考えています。
引き取った時から甲羅に異常があり、何度か治療を重ねていく内に一度は綺麗になったのですが、今年に入ってからまた甲羅の一部に変色箇所が見られるようになりました。
ただ幸い食欲は非常に旺盛な上、持ち前の元気は有り余ってる様子で昼夜問わず「ドンッ、ドンッ!」と桶槽内を体当たりしながら動き回っています。
屋内の紫外線ライト下で甲羅干ししている姿もよく見るので、去年同様また気温に気を付けながら屋外で日光浴させて様子見していく予定です。
はるく(ヒョウモントカゲモドキ)
爬虫類界のスター、”ヒョウモントカゲモドキ”の「はるく」です。
この子は”ゴジラジャイアント”という大型になるモルフで、どの位まで大きくなるのかその成長録を定期記事にもした子になります。
成長期を過ぎてからは絶賛爆食中でして、食事制限しないと肥満になるレベルです。
もしかしたらまたさらに大きくなるんじゃないか?と淡い期待もあったのですが、実際は体重こそ増えていったものの、全長が大きく伸びる事はありませんでした。
この子はまさに付かず離れずの間柄というか、飼育している中で一番爬虫類らしい感じです。
ハンドリングはあんまり好まず、腹が減っている時以外は寄ってこようとしません。
かといって警戒心が強いわけでもなく、うどんとはまた違ったマイペース型です。
また先日初めて脱皮中の様子を見せてくれました。
今後も適切な距離を維持していけたらと思っています。
両生類たち
その他に現在は”ニホンアマガエル”1匹と”アカハライモリ”を3匹飼育しています。
ニホンアマガエルは2021年の振り返り記事内で少しご紹介したのですが、元々はシマヘビの餌用として捕獲した個体でしたが、餌として利用せずに最終的に飼育する事に決めたカエルです。
「アマガエルの飼育ってどんなもんなんだろ?」なんて思っていましたが、いざ飼育してみると意外と可愛いというか愛嬌がある面がいくつもあって面白かったりしてますw
特に給餌の様子は他の爬虫類たちの野性味溢れる感じとは違い、非常に愛嬌があり可愛いです。
そして3匹のアカハライモリは大昔に地元のとある場所で捕獲した個体達になります。
実はこのイモリ達こそが最も付き合いのある最古参で、正確な年数は覚えていませんが飼育を始めてから少なくとも10年以上は経過しています。
飼育当初は60㎝水槽のアクアテラリウムでのびのびさせていたのですが、引っ越して実家に戻ってからはスペースの問題もあってただ水を張っただけの味気ない水槽飼育になってしまっています。
アマガエルもそうですが両生類の魅力は、飼育のみならずレイアウトも楽しめる部分だと個人的には思います。
先の話ですが、将来的にはちゃんとレイアウトしたケージをそれぞれに用意しようと思います。
今後の飼育予定について
これからも様々な爬虫・両性類を飼育していきたいです!
…ただ現在は後述する生餌販売用の昆虫繁殖に空間スペースをかなり取られてしまっていて、これ以上ケージを増やすのはかなり難しい状態だったりします。。。lll●| ̄|_
一応グラステラリウム6045がスペースと共に空いているので、そこで飼育できる爬虫類を年内に迎えられたら、という感じです。
もしその願いが叶ったらまたブログ内にてご報告させて頂きます!
以上、最近の爬虫類飼育事情でしたw
さて次はお待ちかね?の最近の”生餌販売業界について思う事”を書きたいと思います。
生き餌販売について感じる事
では今回の記事のもう一つの主題である生餌販売についてです。
この業界ではまだまだ経験の浅い自分ですが、早いもので一応繁殖を始めてから約3年程経過しました。
今も副業以上とするべく奮闘中ですが、昨今色々大変に感じる事が多くなりました。
正直ネガティブな内容ばかりになりますが、自分自身の現状を理解・整理する為にもちょっと書き出してみたいと思います。
各種資材の値上がり
これはどの業界にも言えると思いますが今年に入ってからというもの、それまで使用していた繁殖用資材や配送用の梱包資材が軒並み値上げされました。
パッと思いつくところを挙げると、
- 繁殖昆虫用の餌(ラビットフードや各種野菜)
- ケージ用の収納ケース
- 昆虫梱包用の透明パック
- 発送用の段ボール
等々。
特に餌や梱包資材なんかは薄利多売の生餌販売においてはかなりの打撃です。
値上げの背景には恐らく国際情勢が絡んでいる事でしょうから、今後どうなっていくかは不明瞭なままです。
また自分が今、特に懸念しているのが今後の配送料です。
ニュースにも取り沙汰されてますが、ガソリンの料金がここ数ヵ月で跳ね上がりました。
運送業界にとって燃料費の高騰はかなりの痛手でしょうから、その穴埋めに送料が上がってしまうのでは?という不安が残ります。
販売手段をネット物販とする時、一番の悩みのタネは発送費用です。
送料を買い手が持ってくれるのであれば売り手としては困りませんが、送料有料と無料の差は売れ行きに大きく影響します。
故に送料を自己負担する際、如何に発送費用を抑えるかという事が重要課題となり特に薄利多売であれば尚更です。
梱包資材費を抑える事は工夫次第でどうにかなる部分もありますが、配送料金だけはどうにもなりません。
配送料金の値上げが無い事を祈るのみです。
生餌の販売価値が下がり気味
これは今年に入って感じ始めた事です。
販売当初と比べて、明らかに生餌生体そのものの全体価格が下がってきてます。
その理由の一つとしてはやはり物価上昇による不景気で、買い手の財布の紐がきつくなってきている事だと思います。
商品が売れない→価格を下げる、というスパイラルが少なからず起きていると感じます。
またコロナの影響で在宅ワークに努める方も多くなってきました。
副業として、または自分のようにそれ以上として、生餌販売に参入してきた方も少なからず増えてきたのかもしれません。
供給過多となれば値崩れが起きます。
主な供給先である爬虫両生類業界、大型魚含むアクア業界、そしてエキゾチックアニマル業界が今後さらに賑わってくれる事を切に願います。
商品価値を上げづらい
この商売を始めて一番痛感した事です。
”生餌の商品価値を上げる”というのは実はとても難しい事なんですよね。
例えばこれがペット用や鑑賞用の生体販売であれば商品価値を上げる手段として、販売個体を健康的かつ見た目的にも高品質な状態に保ったり、貴重な血統やモルフを生産したりと方法があります。
しかし生餌の場合、良くも悪くもそこまでのものは求められない事がほとんどです。
何故なら所詮、餌だからです。
明らかに弱っている個体なんかは別として、多少成長の悪い個体でも餌として消費される前提ですので、元気であれば値段以上にこだわられる事は稀です。
大切なペットに与えるものですから栄養価は当然気にされる部分ではあり、何を与えて繁殖しているかは買い手にとって少なからず気になる所ではあると思います。
私も育てたデュビアを自身の飼育しているペット達に与えていますので、与える餌には勿論こだわりをもって育てています。
しかし、ガットローディングの有用性を生産者側から証明するのは非常に難しいのが現状です。
どれだけ新鮮な食物や栄養価の高い餌を与えても、それがどれほど生き餌の栄養価値を高めているのか正確には分からないからです。
最終的な判断基準はやはり大きさや形くらいのもので、見た目以上の商品価値の上乗せ・付加は困難極まります。
個人的にこの商売を続ける上で永遠の課題になる部分ではないかと思っています。
以上が生餌販売を生業とする中で、最近になって特に感じている事でした。
頭の痛い事柄ばかりでしたが、こういった問題はどの業界にもある事だと思います。
正直苦しい状況下ではありますが、少しずつでも先に進んでいけたらと思います。
これからこういった事業を始めようと考えてる方は良ければ参考にしてみて下さい。
自身の経験が何かの役に立てれば幸いです。
さて、それでは可愛い同居人たちの為にこれからも頑張っていきますか!!
( ꒪Д꒪)…
では、また!
コメント