こんにちは、はえおーです。
去年より飼育を始めたハイブリットスネークの「バジル」。
可愛い見た目に反して、中々に荒々しい性格なのは以前ご紹介した通りです。
攻撃的な性格の持ち主なので、今では素手で扱わずに”スネークフック”を使用するようにしています。
”スネークフック”はヘビに直接触る事無く生体を移動出来るので便利な反面、”グラステラリウム”のような正面開きするタイプのケージはいささか相性が良くないように感じます。
というのもフックで体を引っ掛けた後、持ち上げるというよりも横に引き摺るような感じになってしまうので、ヘビが逃げようと抵抗してしまう事が多いんですよね。
なので「バジル」にはこのフックをうまく活かせるよう、少し前から”グラステラリウム”では無くデュビア飼育用の自作ケースをケージとして使用していました
上からヘビに接するのはちょっと抵抗がありましたが、気性が荒めなヘビにはこっちの方が最終的にお互いの為なような気がしたからです。
とりあえずこれでメンテに関しての不安が少し減るかな?などと安心していた数日後…
上記画像を見る限り、どうやら現状使用しているケースの蓋裏部分には若干の隙間があるようで、そこに潜り込んで通路兼シェルター代わりのようにしてしまってます。
「べ、別に弊害がなければ問題無いかな?;」 なーんて思っていた矢先、
そこで💩垂れますかぁ…(´・ω・`; )
さらにまたその数日後、どうやって蓋を抜けたのか見事に脱走まで果たされる始末。
ボトッと鈍い音が聞こえたと思ったら、すかさず目の前のゴキブリホイホイ内に「バジル」が侵入!
マジで洒落にならん事態にまで発展しました。/(^o^)\オワタw
あまりにテンパってたので画像を撮る余裕はありませんでした。。。
その後何とか粘着シートから剥離出来たものの、尻尾ビチビチ激おこプンプン丸に。
もうこのケースでの飼育継続は不可能と判断した瞬間でした。。。
ちなみに粘着シートに生体が捕まった際には”サラダオイル”と”小麦粉”が有効です。オイルが粘着物をダマ状に固め、それに小麦粉がくっ付く事で粘着成分を弱らせ剥離を促します。生体を傷付けないよう、丁寧にゆっくり剥がしていくのがポイントですよ!
そんなこんなでしっかり蓋の出来るケースは無いものかと探し回っていたのですが、よくよく見ると一般的な収納ケースは意外と蓋部分に僅かながらも空間が空いてる物が多く、ピッタリと閉まるケースが中々見つかりません。
まあ元々生体を入れる事を想定している訳じゃありませんから、当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね( ˘ω˘ ; )
普通に”レプタイルボックス”とか”プラケ”じゃ駄目なん?
というお声も聞こえてきそうですが、収納ケースに比べるとレプタイルボックスやプラケってあまり大きなサイズが無いんですよね…。
「バジル」は最終的には「うどん」と同じ位には成長するでしょうから、流石に先程の収納ケース(内寸:W280×D428×H207)よりか大きいサイズが欲しいとこです。
そしてそんな中、ついに見つけたのがこの商品!!
「JEJアステージ株式会社」様より販売されている、”シールドコンテナ シャット45”です!
ボックスの内寸は、約”W310×D440×H300″と飼育ケージとして手頃なサイズとなっています。
この収納ケース、他と大きく違う所が蓋の裏側フレーム部分にパッキンが内蔵されている点です。
このパッキンが蓋の隙間部分をしっかり塞いでくれています。
そして蓋は頑丈なステンレス製のバックルで抑えるタイプなので、余程の事が無い限りは内部より押し上げて蓋をこじ開けるなんて事は出来ないでしょう。
取っ手の黒い部分は固定されておらず回転する仕組みになっているので、閉める時に上蓋に這わすようゆっくり回転させるように閉めれば、生体を驚かす事なく割と静かに閉める事も可能です。
また作り自体もしっかりしており重量も約2㎏程度とそれほど重くなく、一応重ね置きも可能という万能っぷり。
最早何も言う事はありません…。
速攻買って飼育ケージ用に蓋を加工させて頂きました!
まずは上蓋の一部を切り取りまして…
次に生体が傷つかぬよう、内側のバリを削り、
ネットを形状に合わせてカットしたら、
ネットの設置場所に合わせて蓋に等間隔でドリルで穴開け、
その穴に結束バンドを通してネットを固定していけば、
完成です!\(^o^)/ヤッタネ!
(※正直わざわざこんな連続画像を載せる程の事では無いんですが、せっかく写真撮ってたので載せちゃいましたw (ノ≧ڡ≦)テヘペロ)
ちなみに底面部分は下記の様に碁盤目状の突起が脚代わりのようになっています。
なので直接底面全体が床に触れない分、比較的パネルヒーターとの相性も良さげな感じでした。
ちなみにこの商品、サイズはこの”45サイズ”以外にも様々あるようでして、中には単純に大きさが違うだけでなく縦横は同サイズながら高さを抑えたタイプなんかも販売されています。
レオパのような高さを必要としない生体なんかには、そちらの方がコンパクトな分場所を取らず向いてるかもしれませんね。
そんなこんなで1ヵ月程前より「バジル」の新居としてこの新しい自作ケースを使用してますが、今では蓋裏に潜られる事も脱走される事も無くなりました。
仮に今後「バジル」にとって手狭になり他のケージに移す事になったとしても、この手のケースは色々と利用価値があるので1つは持っておきたいとこですね。
個人的には結構良い買い物が出来たかな、なんてと思っています。
脱走防止対策も兼ねたしっかりとしたケース、あなたもお一つ如何ですか?w
では、また!
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