こんにちは、はえおーです。
突然ですが、先日テキサスラットスネークの”うどん”が急死しました。
うどんの不調は”Ⅹ”(※旧twitter)の方ではポツポツ呟いたりしてたんですが、6月中旬位にマウスを吐き戻したのが事の発端でした。
それ以前までは別段変わる事無くパクパク食べてたんですが、その日はアダルトマウスLを2匹食べ終え就寝、しかしそれから3日後に1匹分を吐き戻し。
吐き戻しを確認してからというものあまり動かないようになり、シェルターにも入らずに暖突の真下付近でジッとしている事が多くなりました。
もしかしてケージ内温度が全体的に低いのでは?と思い、日中28℃・夜間27℃をそれぞれ+1℃高めに設定し直したりパネルヒーターの温度を上げたりして様子を見る事に。
その後期間をおいて再度マウスを与えてみた所、今度は吐き戻す事無く排泄・その後水を飲んだりしてたので、回復したのか?なんて考えてたのですが、何となく動きに違和感を感じるようにもなりました。
いつもならシェルターに入って寝る事が常だったのに全く入らなくなったり、とぐろを巻かずにだらーっとした体勢のままで居たりと普段では見せない様子を見かけるようになったからです。
正直この段階で少し嫌な予感はしていたのですが、それを裏付けるかのように次の給餌でまた吐き戻しを確認。
それからというもの、体勢を少し変える程度しか動かなくなっていきました。
全体的に色がくすみ、目が若干白くなってきて脱皮の兆候も見られた事から、「もしかして、もしかしてだけど脱皮前だから動きがおかしい可能性もあるのかもしれない…」と一縷の望みを懸けてたのですが、駄目でした。
”うどん”の死因は正直不明です。
過去の”もずく”や”しまじろう”に関しては死んでしまう前、若しくは死後に原因と思われる痕跡なんかがあったりしましたが、今回はそういった心当たりがありません。
分かっているのは吐き戻しを確認してから急激に弱っていった、という事です。
その吐き戻しがあるまでは餌も普通に食べてましたし、糞の様子も特に異常はありませんでした。
強いて挙げるとするならば今年に入ってからは少し大人しいというか、落ち着いた感じが多かった事でしょうか。
以前の様にケージ内をウロウロ動き回る様子を見かけなくなったかな?程度の印象です。
年齢による落ち着きだと勝手に思っていましたが、もしかするとこの時点で何かしらが始まっていたのかもしれません。
いずれにしてもやはりヘビが餌を吐き戻すという行動は、何かしら重大な事が起きている危険サインなのは間違いないようです。
もし飼育しているヘビに何かしらの違和感を感じたのであれば、それはただの気のせいではないかもしれません。
温度や湿度、餌の頻度や鮮度など何かしらが原因でトラブルが起きている可能性があります。
違和感に近いペットのわずかなサインを見逃さないようにして下さい。
このブログの雑記記事なんかにも書いたりしてましたが、このヘビは自分にとって結構特別な存在でした。
このブログを始めたのもこの子を飼育したのがきっかけです。
このブログを見てくれている方や”X”でのつぶやきからフォローしてくれた人達も、始まりは”うどん”という白ヘビを飼育した事で広まった繋がりだと思っています。
普段から触れ合うような距離感ではありませんでしたが、ケージを覗いてそこに居るのを確認するだけでどこか安心できるような存在でした。
”ペットロス”と言う程ではありませんが、空のケージを見る度に虚無感のようなものを感じてしまいます。
亡くなる直前にゆっくりこちらに近づき、前面ガラスに顔を押し付けるような動作をしました。
うどんが前面ガラスに身体を押し付ける行動をする時はケージ外に出たい時のサインの一つです。
そういった時はいつも前面扉を開けて手を差し出し、手から腕を道がわりに外に出ていました。
しかしその時は脱皮の兆候もあり、体調が悪い時に外に出すのは得策じゃないとの判断から扉を開ける事はしませんでした。
…扉が開かない事を悟ってか、その後ゆっくりゆっくりシェルターへ向かって行き、身体半分ほどシェルターに入った所で動かなくなり、静かに息を引き取りました。
今思うとあの時に、あの前面に来た時に、いつもの様に外へ出さずにただ見ていた事を悔やまずにいられません。
勝手な妄想ですが、最期こちらの腕の中へ向かいたかったのではないかと思えるからです。
もしそうだったのなら、鈍感だった飼主をどうか許さないでほしい。
今まで”うどん”や関連記事を見てくれた方、本当にありがとうございました。
”うどん”がきっかけで始めたブログでその原動力でもあった存在が亡くなってしまいましたが、今後も記事の更新は続けるつもりです。
宜しければこれからも当ブログをよろしくお願い致します。
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