こんにちは、はえおーです。
道端に生えている野草のみでデュビアを育て始めて約3か月が過ぎました。
前回観察した段階では十分に餌を与えられなかった事からか、思ったほどデュビアに大きな成長が見られませんでした。
餌の確保が課題となった前回に引き続き、今回はどの程度デュビア達が成長したのか?
前回同様、まずはデュビア達を観察してみたいと思います!
3カ月目の成長具合
それでは早速コロニー全体を見ていきましょう!
以前にも増して卵パックに黒い粒々が増えてきています。
デュビアの糞なのは間違いないのですが、どうやらそれだけでは無い様に思えます。
恐らくコレ、餌として与えている植物たちの種子なのではないかと思われます。
コロニー内の卵パック全体にくっ付いていて、ひっくり返しても落ちません。
これが少し気になる所ですがそれは追々ご説明させて頂くとして、まずは肝心のデュビアを見ていきたいと思います。
今回も1円玉を利用して比較してみました。
う~ん…。
なんか前回とあまり変わらないような気が。。。
とりあえず見た感じ大きめサイズのデュビアを選んで1円玉と比較してみる事にします。
一応、成長早めな個体はギリ2㎝位はあるようです。
しかしこのサイズのデュビアはそれほど多くなく、ほとんどが1.5㎝程度でした。
サイズでいうとSサイズ位です。
3カ月目にしてこれは成長スピードが結構遅いような気がします。
今回の懸念点
前回の餌不足の件については、後述する野草を採取出来た事で多少は改善できていたと思います。
ただ、与える野草の種類を大きく増やせた訳ではないので嗜好性は徐々に落ちていきました。
やはり餌食いの悪さというのが成長スピードを緩める大きな原因の一つのようです。
野草は季節・環境によって手に入る種類が限られている為、野草のみでの飼育というのは”どれだけ嗜好性を失わせない程の種類の野草をしっかり確保できるか”が肝になりそうです。
またこれもやはりというか、死んでしまうデュビアが未だに後を絶ちません。
前回これも色々考察したのですが、明確な理由は分からないままです。
普通にラビットフードを与えているコロニーでは、こんなに次々死んでいく事はまずありません。
ちょっと死んでしまった個体をじっくり見てみました。
共通しているのが、腹部に青緑っぽくなっている箇所が見えます。
恐らく摂取している野草の色素?ではないかと思うのですが。
画像左のデュビアは糞が詰まってるような感じで息絶えています。
食べている野草がデュビアに合ってないんでしょうか?
また死んでいるデュビアの大半が、それなりに食べている割には腹部が細いままです。
ここで少し思い出してほしいのが、”卵パックにくっ付いている糞”です。
ラビットフードを常食しているデュビアの糞なら、あんな風にパックに粘着する事はありません。
どうも野草の成分をしっかり分解、消化吸収されていないような気がします。
もしくはデュビアにとって、消化できない成分が野草に含まれているのでしょうか?
死因は不明ですが、そもそも与えている野草自体に問題がある可能性もありそうです。
仮にそうだとすると、成虫サイズまで成長どころか全滅してしまう可能性もある訳でして。。。
いずれにしても検証も含め、このまま半年 or 成虫に成長するまでは同じ環境下で観察を続けて様子をみていきたいと思います。
なんだか暗雲が立ち込めてきました…;;
新たに与えた野草
それでは最後に新たに与えた野草をご紹介して終わりたいと思います。
夏本番に入り外気温30℃を超える中、その暑さと水分不足からか道端の野草が枯れてる姿を最近になって多々見受けられるようになってきました。
そんな過酷な炎天下の下でも、力強く根を張り成長する”食べられる野草”がコレです!
スベリヒユ
太い茎を伸ばし、時に地面を這うようにグングン伸びていく野草”スベリヒユ”です。
食用として地域によっては茹でてお浸しにしたり、炒めて食べたりするようです。
また、「生のままサラダにして食べる事もある」との事だったので、試しにそのまま食べてみたら癖も少なく若干のヌメリがあって普通に美味しかったですw
どうもデュビアは植物の持つ産毛のような部分が苦手なように感じるのですが、このスベリヒユは触った感じツルツルしており、葉っぱ部分も厚ぼったく齧りやすそうです。
これは気に入ってくれるかな、と期待して与えてみた次の日…
茎は残してるものの、葉部分は結構食べてくれたようでしたw
庭の一部に大量のスベリヒユが群生してくれていたのはラッキーでした。
非常に強い野草のようなので、しばらくは野草レパートリーの一つとして活躍してくれそうです。
私の晩酌おつまみのレパートリーにも入るかもしれません!w
今月も先月に続き、あまり大きな成長が見られませんでした。
もしかするとこのままうまくいかずに終わってしまうかもしれませんが、その現実もまた自然なのかもしれませんね。
引き続き、”野草のみで育てる事が可能か否か”最後まで検証したいと思います!
気になった方はどうぞ最後までお付き合い下さいねw
では、また!
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