こんにちは。はえおーです。
前回の記事「【初心者】におすすめの爬虫類がヘビって本当?ヘビを勧める理由5選と注意する事3選」で、ヘビは爬虫類飼育初心者の方にもお勧め出来るペットである事を紹介しました。
ペットとしてのヘビの魅力、少しでも伝わっていれば嬉しい限りです。
興味が出た方は是非一度、爬虫類ショップへ足を運んで見て下さい。
運命の出会いが待っているかもしれませんよ♪
しかし、いざ爬虫類ショップへ赴いてヘビを迎えようと思っても、どんなヘビを選ぶべきなのか?と迷ってしまう方もいるかもしれません。
どんなヘビがおすすめ?飼い易い?状態は良い?悪い?
今回はそんな疑問が解消するよう、ショップで確認するべき事7選を用意しました。
まず初めに個体を購入する際は、その個体についてショップ店員さんから話を聞いて、質問・確認しなければならない事があります。
では「何を質問して何を確認するべきなのか?」。
聞くべき内容をピックアップしてみました。
初めての方は以下のポイントに注意して確認してみて下さい。
購入前に確認するべきポイント
餌をしっかり食べている?
ヘビという生き物は何か問題を抱えていると、餌を食べず拒食するようになります。
餌食いの悪い個体というのは、ほぼ何かあると思っていいです。
脱皮前で食べない、という事もありますが全くの初心者ならば、基本的に避けた方が無難です。
冷凍マウスに餌付いている?
冷凍マウスを食べている個体・種類かを必ず確認して下さい。
冷凍マウスを食べない個体や、そもそもマウスを食べない種類のヘビというのは、それだけで飼育難易度が跳ね上がります。
生きているマウスしか食べなかったり、代替餌の入手が困難だったりする上、マウス以外の餌だと栄養価が低く、代わりに餌量を多く与える必要が出て来たりします。
これについては、ヘビ飼育初心者の方は特に注意しておいてください。
繁殖された個体?
現在流通している個体は大きく分けて、親の代から人間の手によって飼育され繁殖された個体(CB)か、現地で捕獲してきた個体(WC)の2つになります。
他にもFHやらCHやらありますが、そんなものは気にせずに初心者の方はまずCB個体を選んでください。
CB個体は生まれてから人間の手によって世話をされてるので、人慣れしている個体が多く、気が荒い種類でも性質が穏やかになる傾向があるとされてます。
また繁殖されているという事は、それだけ飼育方法が確率されているとも言えますので、飼育方法に困った時に情報が豊富にあるというメリットにも繋がります。
人慣れしている?
人馴れしていない個体だと、少しの事でストレスを感じて拒食したり、普段のお世話をしようとするだけで威嚇や攻撃をしてきたりします。
爬虫類飼育に慣れて無い方からすると、それだけでも日常のメンテナンスが大変になってくると思います。
初心者であれば、ハンドリング慣れしている個体を選んだほうがいいです。
脱皮不全ではない?
脱皮不全のヘビというのも何か抱えてる事が多いです。
基本的に、健康かつ健全な飼育環境で飼育されていれば、脱皮不全を起こす事はほとんどありません。
ヘビの脱皮は口元の頭から尻尾の先まで一気に抜けるので、脱皮不全の判断が非常に分かりやすいです。
体に脱皮の皮が残っていれば脱皮不全を起こしていると思って下さい。
大型化する種類?
ヘビは種類によっては非常に大型になります。
購入時は小さくても成長と共に大型化していき、最終的にはメーカーが売り出している専用ケージでは事足りず、特注ケージで無いと飼い切れないクラスのものも、少なからず専門店には売られている事があります。
気に入ったヘビが最終的にどのくらいの大きさまで成長するヘビなのか、それを終生飼育出来るだけの資金やスペースの確保は出来るのか、しっかり確認しておきましょう。
店員の対応はどう?
①~④までの確認項目は、日頃管理しているショップ店員でなければ分からない事です。
しっかりしたショップなら、店員さんがきちんと説明してくれるはずです。
しかしこれらの質問に対して、曖昧な返答をしたり誤魔化そうとしてきたら、そのショップでの購入は見送った方が良いと思います。
また、セール価格などで安く売られている個体にも注意して下さい。
お店にとって、価格が安い=早く売れて欲しい、という事がほとんどです。
何かトラブルを抱えてる個体だったりする事がありますので、しっかり店員さんに①~⑥までの項目を確認した方が良いでしょう。
今回は、ペットスネークを購入する際にはどんな事に気を付けるべきか、私の経験を踏まえた上で解説してみました。
先に挙げた7つの事を是非とも確認・参考にしてみて下さい。
また今回は個人的にはヘビの種類に囚われず、気に入ったヘビを見つけた時に確認するべき事、という意味合いで挙げたつもりです。
よく「練習用で~…」とか、「初心者はこの種類が~・・・」、という話を聞いたりしますが、私はヘビの種類で選ぶのではなく、自分が飼いたい!と強く思った個体を迎える事をおすすめします。
衝動買いを奨める訳ではありませんが、やはり気に入ったペットスネークを迎える事が飼い主にとってもペットにとっても最良だと思うからです。
ただし、いくら気に入ったとしても設備的に飼育する事が難しい種だったり、飼育そのものの難易度が高すぎる種を経験が浅い段階で飼育するのは考えものです。
もしそういった種のヘビを気に入ってしまった時は今回挙げたポイントを確認しつつも、しっかり店員さんから話を聞いた上で飼育環境を整える事が出来るか、最後まで飼育出来るか、熟慮してから決断して下さい。
では、またw
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