こんにちは、はえおーです。
まだまだ残暑厳しいこの季節、皆さん如何お過ごしですか?
今年(2022)の夏は連日35℃を超える猛暑日が多く、体に負担の掛かる毎日が多く続きましたね。
そのあまりの暑さに”蚊”の活動なんかも例年に比べて鈍くなってるんだとか。
生物活動に高気温による影響が出る辺り、今年の酷暑具合を物語っているといえます。
しかしそんな蚊ですら活動を控える中、今年も”奴”は平然と我が部屋を飛び回っています。
そう、コバエです。
爬虫・両生類、昆虫飼育者のみならず、動物飼育とは無縁の人にもウザがられる厄介者。
去年はこやつらをどうにかしようといくつかの方法を試し、その効果の程を記事に上げました。
結果は様々でしたがネット上の噂や自分の予想とは違った結果なんかもあったりして、中々面白く有意義な検証になりました。
さてそれらを踏まえて「今年はどう対策してやろうか?」と考えていた時、ふと去年検証に使用したコバエ対策アイテムがまだ残っている事に気付きました。
それがコレ。
カモ井の”リボンハイトリ”です。
粘着式の捕虫アイテムで古く昔から販売されている歴史の長い商品です。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、昔は田舎の祖父母の家に遊びに行った時なんかにはよく見た記憶があります!
別商品でしたが粘着式トラップ系は即効性は無いものの、コバエに対して一定の効果がある事は去年の検証で分かってましたので、とりあえずこの”リボンハイトリ”を複数仕掛けてみる事に。
前回はそのまま使用せずに特殊な使い方だけでまともに使用しませんでしたが、今年は素直に従来の使い方(※天井に吊り下げ)にて使用設置。
後は適当にそのまま放置して数日後どれだけ引っかかってるか確認したのですが・・・
・・・むむ?
えっ!メッチャ捕れてんだけど!⁉?
・・・驚きました。。。
ただ吊るしているだけなのにこの捕獲力!(´◦∀◦;`)スゴ…
何故こんなにも引っかかるのか理由は定かではありませんが、大きな効果があったのは間違いないようです。
ちなみに”リボンハイトリ”を仕掛けたと同時に以前検証に使用したアース製薬の”ハエとり棒”も設置していたのですが、面積が大きい分引っかかりやすかったのかコバエの量は”リボンハイトリ”の方が若干上回っていました。
即効性だけでみれば吸引式トラップ(コバエホイホイ等)の方が上ですが、効果の持続力に関して言えば粘着式の方が持ちが良くコスパに優れています。
特にデュビア繁殖下では低湿度を保つ必要がある為に薬品類が乾きやすく、吸引式トラップの寿命は効果目安期間よりも短くなりがちです。
また吸引トラップの捕獲対象は基本的にコバエのみですが、粘着トラップであればコバエ以外の蛾やハエなんかもついでに捕獲・退治出来るのも粘着ならではの長所です。
総じてこれほどの捕獲力があるのであれば、今後コバエ対策は”リボンハイトリ”一択でいんじゃねーかと思わされる程でした。
事実、体感ではありますが部屋内を飛び回るコバエの量が去年と比べると今年はだいぶ減っている感じです。
個人的にはこれからも活餌繁殖を続けていく中で、間違いなく末永くお世話になるであろう商品だと確信しております。
老舗商品の底力、身に染みて体感致しました!
ちなみに吊り下げる時に画鋲のような押しピンが付属しているのですが、わざわざピンでとめなくても吊り下げ箇所を引っ掛けられる所さえあれば設置可能です。
私は天井の梁部分に100円ショップ(ダイソー)で購入したクリップフックを挟んで吊るしています。
他にも天井を傷付けたくない場合なんかは下記のような両面テープによる接着フックなんかも利用できると思います。
トラップ自体は非常に軽いので耐荷重量などはほぼ問題無いかと思います。
ただし取り付ける箇所の材質によっては粘着テープ部分が上手く貼れなかったりしますので、事前に両面テープ類がしっかり接着するかどうか確認しておく事をおススメします。
粘着トラップはその名の通り強い粘着性を持ちます。床に落下したら後始末が非常に面倒な事になりますので、天井部分に接着可能か事前に確認しておきましょう!
デュビアに限らず昆虫類を飼育繁殖していると必ずと言っていいほどコバエが沸きます。
揮発性の薬品類で一網打尽にしたい気持ちに駆られますが、昆虫繁殖下では生体にも害が出てしまう為にその手が使えないのが悩ましい所。
ほうっておくとどんどん殖えていく為、出来るだけ安く手間掛ける事無く安全に駆除していきたいとこですよね。
そういう意味では今回試した”リボンハイトリ”は薬品を使用している訳でも無く、お値段もリーズナブルな上、長期間効果も期待できる良品ではないかと思います。
同じようにコバエで悩んでる方は一度試してみては如何でしょうか?
では、また!
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