【餌代無料!?】道端の野草のみでデュビアを育てられるのか!?検証してみます!【最終回】

野草を食べるデュビア デュビア
本記事は、道端に群生している野草のみをデュビアに与えて、ベビーサイズから成虫サイズまで育てきる事が可能かどうか検証する記事になります。野草のみで育っていくデュビアの成長を紹介していきます。

 

こんにちは、はえおーです。

 

道端に生えている野草のみでデュビアを育て始めて約5か月が過ぎました。

 

野草を与え始めてからあまり成長の見られない日々が続きましたが、先月時点では多少なりとも成長の兆しを感じる事が出来ました。

 

 

しかし残り2ヵ月間で成虫になれるようなサイズとはお世辞にも言い難く、それまでの期間を考えると成長が遅すぎると言わざるを得ない感じでした

 

雪国である地元新潟は10月半ば位から気温が徐々に下がっていき、それにつれ野草も姿を消していきます。

事実ここ最近私の周辺では、デュビアが好むような野草はほとんど見かけなくなってしまいました。

 

※気温が下がり、緑も少なくなってきました。

 

これまでの検証の中で、恐らく成長不良の原因は餌が足りてない事(栄養不足)だと思われます。

出来る限り多くの野草を与えたい所ですが、今後は季節柄さらに野草採取が困難になります。

 

正直な話、現状の成長具合とこれからの季節環境を考えると、冬前までに成虫になれるとは到底思えません

今回の他、残り1ヵ月間の猶予はありますが、肝心の餌である野草が十分確保できないのであれば結果は分かり切っています。

 

結論として、残り1ヵ月間を待たずして今回で本検証は終わりとする事に致しました

 

これまでの検証を見て頂いてくれた方へ、

残念な結果となってしまった事、本当に本当に申し訳ありませんでしたm(_ _;)m

 

…最後にはなりますが、これまでの5ヵ月間で最終的にどこまで成長出来たのかを確認していきたいと思います。

よろしければどうぞ最後までお付き合いください!<(_ _)>

 

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5カ月目の成長具合

 

それでは最後の観察をしたいと思います!

 

 

パッと見た感じ、卵パックにひっくり返ったデュビアが数匹確認出来ます。

 

 

思った通り、死んでしまった個体群でした。

身体全体が平べったい状態、いわゆる扁平状態です。

扁平は餌や水分が十分に摂れていない個体に起こりやすい現象です。

やはり全体的に栄養が足りていなかったと思われます。。。

 

※こちらはまだ生きている個体ですが、体に厚みが無く非常に薄い体型です。

 

次にコロニーを捲り、恒例の1円玉と比較してみます。

 

 

うん、これもやはりというか…

前回と比較して大きな成長はあまり見られないように感じます

 

一応パッと見大きめの個体を数匹ピックアップして比較してみる事に。

 

※1円玉=20mm・10円玉=23.5mm

 

こうして改めて確認すると、一部の個体は25mm位には成長してるようです。

先に述べたように上記の6匹は他と比べて大きめな個体のみを選んだものです。

 

つまり最終的な結論として、

餌を野草のみで飼育した場合、約5ヵ月で最大でも2.5㎝程度までしか成長しない

という結果になりました。

 

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検証まとめ

 

最後に本検証を通しての結論などをまとめて終わりたいと思います。

結果は奮いませんでしたが、検証を通して感じた事や分かった事などを挙げてみます。

 

まずは今回の一番の目的にして目標、

道端の野草のみでデュビアを育てられるのか

 

についてです。

 

野草のみでデュビアは飼育できる?できない?

 

今回私が検証してみた結果としては、

野草のみでデュビアを飼育する事は出来ないという結論に至りました。

 

その理由は主に下記の2点。

  1. デュビアの嗜好性が高い野草が少ない。
  2. 野草採取可能な期間が短い。

 

この検証を始めて一番大変だったのは、デュビアの嗜好性が高い野草を見つける事です。

正直食用とされる野草や、他の草食性の動物が食べる野草ならある程度なんでも食べてくれるんじゃないかと考えてたのが大間違いでした。

普段与えているラビットフードに比べると野草は嗜好性が非常に悪いです。

ノゲシ類のみ例外で好んで食べてくれましたが、その他は微妙なものばかり。

もしかしたら他にも嗜好性の高い野草があったかもしれないですが、仮にあったとしても最低半年間は採取し続ける事が出来なければデュビアの食欲には追い付きません。

 

デュビアの嗜好性が高い野草が一定期間十分採取できる環境でないと、野草のみで飼育するのは非常に難しいと感じました

 

餌食い=成長率

 

今回の検証を通して痛感したことは、餌食いは成長率に直結するという事です。

当たり前と言えば当たり前ですが、栄養が不足するとここまで成長が遅くなるとは思っていませんでした。

個人的に”栄養不足=扁平になる”程度の認識で、体形はどうあれ半年後には成虫になってるもんだと勝手に解釈していました。

認識を改める良い機会になりました。

 

しかしこれ、逆の見方をすれば栄養を豊富に摂れている個体は成長が早くなるかもしれません。

デュビア繁殖を考えている者にとっては、デュビアの”餌食い”と”餌の栄養”を適切に管理する事が繁殖サイクルを早める近道になるのかもしれませんね。

 

斃死について

 

この検証中ずっと起き続けていた”斃死”。

恐らくは栄養不足による不良死では無いかと思いますが、未だに原因ははっきりとは分かりません。

 

※最後まで斃死は収まりませんでした。。。

 

他にも理由はありそうな気がしますが、仮に栄養不足が理由だとしたら普通の餌に切り替えれば斃死は無くなるんでしょうか?

ちょっとこれについては非常に気になる所なので、残りの1ヵ月間を通常の餌に切り替えてみたいと思っています

それによって大量斃死は減るのかどうか、またたった1ヶ月間ではありますが餌を切り替えた事で成長率に大きな影響が出てくるのか等、折角なので調べてみたいと思います。

 

今回の検証、「道端の野草のみでデュビアを育てられるのか?」とは趣は異なりますが、

次回”番外編”としてご報告出来ればと思います。

 

宜しければ覗いてみて下さいね!

 

それでは改めまして、「道端の野草のみでデュビアを育てられるのか!?」の検証結果は

 

”道端の野草のみではデュビアは育てられない”

 

という結論に至りました!
(※周辺環境によってこの限りではありません)

 

今まで読んで下さった方、ここまでのお付き合い本当にありがとうございました!

では、また!

 

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