こんにちは、はえおーです。
今年の4月より“道端に生えている野草のみでデュビアを飼育する検証“を行いました。
先月の10月まで継続して経過を観察していましたが、デュビアの成長が思ったよりも遅く、そうこうする内に手に入る野草が満足に手に入らなくなった為、検証は終了する事となりました。
色々とトラブルが起こる中、特に気になったのが”とにかく生体が次々死んでしまう事”でした。
明確な死因が分からないまま検証は中断しましたが、そこからさらに1か月間に通常の餌に切り替えても斃死が続くのかだけを今回確認してみたいと思います。
それでも斃死が続くのならば、食べ物(野草)以外が原因の可能性もあるという事です。
果たしてコロニー内はどうなってるのか?
それでは早速見てみたいと思います!
卵パックや餌皿はそのまま継続使用していました。
見た感じでは先月よりも死んでいる個体は少なそうに見えます。
卵パックをめくって全体を見ていきます。
全体数は初期に比べて数が少なく感じます。
それだけ斃死があった事を実感しました。
全ての卵パックをどかしてみると、やはり今回も多数の斃死が確認出来ました。
ただ、上記画像も相当数の斃死個体が見られますが、野草を継続して与えていた時に比べると若干数は少なめでした。
また先月より一ヵ月後にしては全体的に大きく感じる個体が目につきます。
デュビア全体を別のケースに移し替えてちょっと分かりやすくしてみます。
前回比較した時には大きい個体群でもギリギリ10円玉を超える位の個体が数える程でしたが、今回は10円と同等かそれよりも大きな個体が数多く確認できます。
ケースから適当に大きそうな個体を数匹無作為に選んで比較してみましたが、どれも1円玉はおろか10円玉超えしてそうな個体ばかりでした。
野草では無く通常の餌に戻したのは成長に大きな影響を与えたようですね。
しっかり餌を食べている証拠に、糞も以前よりも多く底受けに溜まっていました。
今回見た限りではやはり斃死は多く見られるものの、成長に関しては以前とは比較にならないスピードで大きくなっていました。
やはりデュビアの成長を促すには栄養豊富な餌を十分食べさせる事なのは間違いなかったようです。
それと11月1日時点で記事を挙げなかった理由なのですが、今までよりも斃死が少ない事が妙に気になりまして、11/1当日に卵パックやコロニー自体を試しに新しい別のものに変えてみました。
そのまま10日程様子を見てその後観察してみると、あれだけ多かった斃死がほとんど見られなくなっていました。
この結果から、11/1時点での斃死個体は野草を食べた事によるなんらかの影響を既に受けていて、回復?が間に合わなかった?
若しくは野草を食べたデュビアの糞がこびりついた卵パックが、何かしらデュビアに悪影響を及ぼしていた?のかもしれません。
それまで交換した使用済の卵パックは湿気を含んでいるわけでもないのに、通常では考えられない程の独特の強い臭気がしていたので可能性はありそうです。
また、ケージ底網下部分にクモの巣のようなものが以前はよく付着してましたが、この現象も餌を切り替えて以来は綺麗に無くなりました。
総じてやはり安易に野草をデュビアに与えるのは止めておいた方が無難だと思われます。
他の草食性動物には問題無くともデュビアには適さない野草等あるのかもしれませんね。
この結果を見て頂いた上で野草を積極的に与えようとする方は少ないとは思いますが、もし与えるのであれば慎重に与える事をおすすめ致します。
以上、”道端の野草のみでデュビアを育てられるのか!?検証してみます!最終回”より、その約後1ヵ月後の様子でした!
では、また。
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