デュビア繁殖って実は大変!?繁殖飼育のデメリットと注意点!

デュビア繁殖風景 デュビア

こんにちは、はえおーです。

 

突然ですが、デュビアの繁殖って楽だと思いますか?

よく”デュビアの繁殖は簡単”や、”誰でも容易に出来る”と言われてますよね。

私もそういった記事を過去に書きました。

 

 

 

でもこれ、正確には繁殖は簡単ってだけで決して楽では無いんですよね。

 

 

簡単だけど、楽じゃない・・・?どういうこと??

 

私はデュビア繁殖を始めてまだ1年半程度ですが、そんな短い期間の間にも大変に思う事が色々あります。

今回はそんな簡単と言われるデュビア繁殖の裏側、楽ではない部分に焦点を当てた話をしてみたいと思います。

 

はえおー
はえおー

これからデュビア繁殖を検討している方は、始める前に本記事を読んでから決めてみてもいいかもしれません。

 

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デュビア繁殖の注意点

 

個人的に「大変だなぁ・・・」と感じた事を並べてみたいと思います。

上から順に解説しますね

 

部屋全体が臭う

 

まず真っ先に思い付くのがコレです。

はっきり言って結構臭います。

 

定期的にケージを清掃したり、脱臭機を24時間稼動させたり、芳香剤を置いたり、と色々やっていますが、それでも特有の臭いがします。

 

 臭い原因は主に”糞”と”死骸”

中でも死骸の臭いは割と強烈で、部屋に入る時に「あー、これは死んでるわ・・・」とすぐに分かる程に臭いが強いです。

また湿気が多くなる時期になるとデュビアが弱って死にやすくなる上に、糞が湿気を含んで臭ってくるのでさらに部屋が臭いがちだったりします。

 

小バエに悩まされる

 

大体6月~10月頃に外からケージ内に進入、徐々に部屋に涌いてきます。

目の前の視界をさえぎる様に飛びまわるので、気が散る上にイライラします。

 

この小バエとは主に”ノミバエ”の事で、一度発生すると全滅させる事は困難です。

というのもノミバエは繁殖スピードが早い上に、デュビア飼育をしている環境では小バエ対策を取り辛いからです。

 

よくインターネットで紹介されている対策といえば、

  • 部屋を定期的に掃除・清潔にする。
  • 駆除薬や駆除グッズを使用する。

の2点です。

 

しかし、そもそもデュビアケージ自体が小バエの温床となる為、いくら部屋を清潔にするといっても限界があります。

デュビアは生きて食べる限りは絶えず糞をするし、清掃した1時間後にはまた糞が散らばってるのなんかザラだったりです。

 

そしてハエトラップや殺虫機などの駆除グッズは、沸き続けるノミバエに対して一時的な駆除にしかなりませんので根本的な解決になりません。

また、バポナのような部屋全体に作用するタイプの殺虫剤は、肝心のデュビアにも悪影響が出てしまうので使用する事が出来ません。

 

アレルギーになる事も・・・

 

今一番の悩みの種です。

最近になって、飼育部屋でくしゃみ・鼻みずが止まらなくなりました。

正式な検査は受けてませんが、恐らくアレルギー症状の一種ではないかと思います。

 

デュビアのケージ内は、卵パックの細かいクズや抜け殻・糞が混在しており、それらが外に舞う事で原因となっている可能性が高いです。

 

前者はハウスダストのようなアレルギー症状を引き起こす原因となり、後者はゴキブリ特有のアレルギーを引き起こす原因となります。

 

はえおー
はえおー

現在はマスクを着用する事で何とか対応してます・・・。

 

居住スペースをそれなり取られる

 

繁殖を視野に入れるなら割とスペースが必要になります。

 

デュビアは成長スピードが遅いので消費<<供給とするには、結構な数の”種親デュビア”とそれを収める”ケージボックス”が必要となります。

 

大体1コロニー(おおよそ1000匹程度)につき中型の収納ボックス1個分位のスペースが必要です。

 

自家繁殖かつ餌として全て賄う前提であれば、デュビアの消費量にもよりますが余程巧く繁殖サイクルを回さない限り、最低2~3コロニーは必要になってくると思います。

自分のように販売も視野に入れるのであれば、1~2部屋まるごと使用するくらいのスペースが必要になってきます

 

 

その他にも、低湿度を保つ為に部屋が乾燥がちになったり結構餌代と手間が掛かったりと、まあ色々あります。

正直デュビア自体は丈夫なので、ある程度ほっといても勝手に殖えてくれます。

 

しかし増えれば増える程、臭いやスペース問題、餌代も大きくなっていくわけです。

 

これがデュビア繁殖は簡単だけども楽ではない理由になります。

 

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維持飼育と繁殖飼育

 

しかしネット上では上記デメリットについて書かれてない事がほとんどですよね。

特に臭いに関してはほとんどしない・無臭と言われてたりします。

 

この違いは何なのか?

 

これについて自分なりに考察してみました。

 

維持飼育

 

ネット上で”簡単”とされる環境の大半は維持飼育に当たるのでは、と思います。

 

ここでの維持飼育とは、増やす事が目的では無くて生餌として管理する事がメインの方法の事です。

 

普段はガットローディングなどで餌としての質を高めてペットに与え、その管理する間にデュビアが少しでも増えればいいな、という感じです。

もしデュビアが減ってきたらその都度、買い足しながら補充して対応します。

 

この飼育方法なら、先ほどの挙げたデメリットを感じる事は少ないと思います。

 

消費したら買い足すので飼育ケージとスペースは最小限の数で済みます。

つまり臭い小バエアレルギー全て最小限で済ます事が出来ます。

適正にメンテしてれば、飼育ケージ1~2個くらいで部屋全体が臭くなったり、小バエだらけになる事は基本無いでしょう。

 

はえおー
はえおー

何か理由が無い限りはこちらの方法をおすすめします!

 

繁殖飼育

 

問題はこっちです

 

”維持飼育”と違い、繁殖飼育”はとにかく増やす事を目的とします。

 

成虫は出来る限り繁殖行動をして欲しいので、基本的に寿命近くまで飼育します。

寿命近くの弱った個体を事前に全て取り除くのが理想ですが、現実は気づけず死んだまま放置される事が多いです。

 

そうすれば、臭いはするわ小バエは沸くわで大変です。

 

そして増えれば増えただけ飼育ケージとスペースが必要になります。

さらに臭いも小バエも増えていくのは当たり前の話ですね。

もちろんアレルギー症状が出やすくなるのも同じ事です。

 

はえおー
はえおー

繁殖飼育はスペース確保の問題で過密飼育になりやすいです。結果としてケージサイズに対して適正な数を保てずにストレスや餌不足で死んでしまう事も多く、それがさらに臭いを強めてると感じます。

 

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繁殖は計画的に

 

デュビアをなんの為に繁殖するのか?またはどの位必要なのか?

これらが明白であれば、今回紹介したデメリットを事前に回避出来ると思います。

 

正直ペットに与えるだけの目的であれば、個人的には”維持飼育”を推します。

 

買足分の費用は掛かりますが、成長までの餌代などの費用も抑えられますし、増えたらラッキー♪位が精神衛生上、良い気がします。

 

繁殖飼育”を目指すのであれば、どの位デュビアが増えればいいのかを明白にする事をおすすめします。

 

そうすれば無駄なスペースや手間を取られる事無く、飼育管理出来るからです。

増え過ぎた時のデメリットは結構きついですよw(特に臭い問題^^:

 

自分と同じように販売を目指す方は、

 

 

・・

 

・・・。。。

 

 

 

一緒にデメリットと戦いましょうw

 

では、また♪

 

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