「グラステラリウム」と「暖突」併用時に生じる”隙間”の塞ぎ方とは

ケージの手直し 雑記

こんにちは、はえおーです。

 

以前、爬虫類ケージの”グラステラリウム 6045”等に保温器具の”暖突 L”を取りつけようとすると、上蓋に出っ張った梁部分がある為に隙間が生じる事を書きました。

また、それによって起きるトラブルとその解決策も併せてご紹介させて頂きました。

 

 

上記の記事内では、隙間を全て埋めるように詰め物をする事で生体が入り込めないようにしていたのですが、今現在は別のやり方で対応・解決しています。

それは以前の方法だと、蓋本体や蓋を固定するツメ部分に負荷が掛かる為、最悪ケージや蓋の破損に繋がる可能性があるからです。

 

そこで今回はその新たな方法と作成手順をご紹介したいと思います。

 

この新しい方法は少し手間が掛かるものの、以前の方法に比べてケージに負担を掛ける事無く、しっかりと隙間を塞ぐ事が可能です。

 

ちなみにこの新しい方法は、これまた以前の別記事で既に実践投入しているものです。

 

 

実際今のやり方に変えて以来、生体が入り込んでしまったり傷付いてしまうというようなトラブルは一切起きてません

 

この隙間に困ってる方におすすめの方法ですので、参考にしてみて下さいね♪

 


 

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準備する物

 

まずは道具を揃えます。

必要なものは以下の4点です。

 

  1. 塩ビパイプ
  2. 塩ビ用カッター
  3. 細ワイヤー
  4. シリコンボンド

4のシリコンボンド”は無くても大丈夫です詳しくは後述します

 

上記があればOKです。

簡単に説明しますね。

 

塩ビパイプ

 

”塩ビパイプ”とはよく水道管などに使用されてるパイプの事です。

ホームセンターに行けば色々なサイズ・種類の塩ビパイプが売られてると思います。

※規格は赤枠部分のようにパイプ本体に記載されています。

 

ここでは上記画像のVP13という種類の細めの塩ビパイプを使用します。

 

塩ビカッター

 

塩ビカッターとは塩ビパイプ用の専門カッターの事です。

 

 

塩ビパイプを綺麗に切断する上で必要になります。

塩ビパイプが無ければ鋸でも代用可能ですが、鋸で切断する場合は切り口が粗くなり生体が傷が付く可能性があります

その際は切断面をヤスリなどで削って滑らかにしてあげたほうが良いと思います。

 

一応リンク貼っておきます。

 

細ワイヤー

 

これは、グラステラリウムの上蓋の網目を通せるサイズのものなら何でもOKです。

ただ、出来るだけ網目と同じ位の太さが望ましいです。

自分は100円ショップの”園芸用ワイヤー”を使用しました。

 

 

 

シリコンボンド

 

”シリコンボンド”は塩ビパイプの穴を塞ぐのに使用します。

 

 

自分はヘビ飼育をメインに考えてるので、穴に入り込まないように塞ぐ必要があったのと、シリコンであれば仮に擦ったとしても傷つく事が無いのでこれを使用しました。

 

ただ、飼育する生体によっては塞ぐ必要が全く無かったりするので、特に気にしなければ必要無いです。

また、塞ぐにしても他に代用出来るものがあればそちらで塞いでもらってもOKです。(※2重・3重のラップで穴部分を塞いで輪ゴムで止めたりとかでも良い気がします)

 

一応リンク貼っておきます。

 


 

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作成手順

 

道具の準備が揃ったら早速”隙間”を塞いでいきたいと思います!

ここでは冒頭で紹介した”詰め物をして隙間を塞いでいた以前のケージ”を、今回紹介する方法で修正しながら説明していきますね。

 

※詰め物をして隙間を埋めていたグラステラリウムケージ

 

詰め物を外す

(ここの手順は読み飛ばしてもらっても大丈夫です^^;)

 

まずはケージから蓋を外した後に、暖突も蓋から外して詰めものを取り除きます。

 

 

はえおー
はえおー

かなり蓋に負荷が掛かっていたので網が歪んだりしてないか心配だったのですが、特に問題ないようで一安心でしたw

 

塩ビパイプをカットする

 

次に塩ビパイプをカットしていきます。

 

カットする長さは↓画像のように暖突に合わせる様に長さを計っていきます。

※カットする場所にを付けると切る時に楽です。

 

そうしたら塩ビパイプを印に沿ってカットしていき・・・

 

 

暖突の4面分に合うようにそれぞれ塩ビパイプを揃えます。

 

 

”暖突”を蓋の端に寄せて取りつける際は、端に面する部分と暖突との幅に塩ビパイプ分の余裕を持たせて下さい。幅が狭いとケージに蓋を取りつける際に塩ビパイプが引っかかり閉まらなくなります

赤枠部分の幅に余裕を持たせておきましょう

 


 

はえおー
はえおー

塩ビパイプの穴を塞ぐならこの段階で塞ぎます。”シリコンボンド”を使用する場合はボンドが乾くまで時間が掛かるので、その後の作業は翌日に持ち越した方が良いですよ!

※シリコンが完全に乾くのは約1日後です。

 

ワイヤーで塩ビパイプを固定する

 

次にワイヤーを蓋の網目に通して、下画像のような”輪っか”を作ります。

 

※この部分が塩ビパイプを固定する位置になります。

ワイヤーを通す2ヵ所の網目位置は固定後のたるみを無くす為、上記画像のように出来るだけ暖突に近い位置にします。

 

これを固定する箇所分(今回は2ヵ所)作り、作った輪っかに塩ビパイプを通します。

 

 

あとは網目の裏からワイヤーをしっかり閉めて、塩ビパイプを固定します。

 

固定するとこんな感じ↓になります。

 

 

残りも同じ要領で全面やれば完成です!

 

 

はえおー
はえおー

パイプを取り付ける順番は、端に面してる方を優先しましょう!そしてその面の取り付けが終わったら、ケージに蓋がしっかり閉まるかどうか念の為に確認するのをおすすめします!

※こちらの二面にパイプ固定後、蓋がケージに引っかからないか確認します。

 

一応はこれで完成なのですが、このままの状態だと”暖突”のコンセント配線部分にわずかな隙間が出来ている状態になります。

 

私が飼育しているヘビは、サイズ的にこの隙間を通り抜ける事は出来なかったので特に何もしていません。

しかし小型のヘビやヤモリなどは入りこんでしまうかもしれないので、

※詰めてるのは”スタイロフォーム”の欠片ですw


こんな風に少し大きめな詰め物をしておけば、押しても中に食い込まないので入り込む心配は無くなると思います。

 

最後に固定したワイヤーの余分な分を調整・カットすれば今度こそ完成です♪ (´ω`)オツカレサマデシタ!

 

 

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終わりに

 

以上が今回ご紹介する「グラステラリウム」と「暖突」併用時に生じる”隙間”の塞ぎ方になります!

 

私の飼いヘビ(”うどん”といいますw)はとにかく隙間や何かに登るのが大好きで、よくこの隙間に入り込んでは怪我をしていました。

現在も隙間があれば入ろうと幾度と無くチャレンジしているようですが、今の所潜り込まれた事は一度もありません

飼い主としては安全に飼育出来るようになって一安心ですw
(※現在は代わりに登り木を入れてます♪)

 

ちなみになんで今回このテーマを記事にしたかというと、以前に書いた隙間対処を載せた記事が意外?と検索されてるみたいで割と需要というか同じ悩み持ってる方が居るのかなぁ?なんて思ったのがきっかけだったりします。

はえおー
はえおー

案外ヘビ飼いあるあるだったり・・・?

正直需要あるのかどうか分からないのですが、同じような悩みを持ってる方の何かお役に立てれば嬉しいですw

 

はえおー
はえおー

今後も生体が快適に過ごせる環境作りを考えていきたいと思います!

 

では、またw

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