こんにちは、はえおーです。
今回はタイトルに書いた内容のご報告になります。
この度、野生採集したシマヘビを飼育する事に決めました。
こちら、名前は”シマちゃん”です!
が、
飼い主の気分によって”シマ-コ〇サク”になったり、”しま〇ろう”になったりと、都度名前が変化する?不思議な子だったりします。
実はこの子は今年3月の暮れ時期に野外で発見した個体で、その時の様子を自身のツイッターで呟いてましたので、私のツイートを見て下さっていた方には既に周知されているかもしれません。
当時の様子を簡単に説明しますと、
夕方散歩に出掛ける。
↓
道中、用水路でヘビ(シマちゃん)発見。
↓
前日見かけていたので「ああ、あのヘビかw」と認識。
↓
しかし本日は明らかに様子がおかしい。
↓
この状態でほとんど動かなかった(動けなかった?)ので捕獲。
といった感じです。
実は前日見かけた時から若干様子がおかしく、こちらを認識してもジッとしてほとんど動かない感じでして。
「怖がって動かないのかな?」なんて思いましてその日を後にしたのですが、まさか翌日こんな状態で再開するとは夢にも思っていませんでした。
どうやら、隙間の中に無理やり潜り込んだは良いものの、そうしてる内に日が暮れ気温が一気に低下(暖かい日があったとはいえ、まだ3月)、動けなくなってしまったようで。。。
また前日の様子から見ても、どこか体調に異変があったのかもしれません。
いずれにしてもこのまま雨雪が降ったら用水路は水に満たされてしまうので、ほぼ確実に召されるのは想像に難くありませんでした。
正直手を出すべきかどうか迷ったのですが、以前飼育していたカラスヘビ(もずく)が頭をよぎり、保護する事を決めた次第です。
その後は、ある程度面倒を見て気温が暖かくなってきたら離そう…。などと考えていたのですが、そこは流石WC個体。
今までのヘビ飼育経験がまるで通用しませんでした。
シェルター見ても無反応。
水にも入らない。
餌なんて見向きもしない。
基本微動だにしないが少しでも触れれば狂ったように逃げ回る。
と、想像以上の強敵っぷり。
幸い攻撃的な性格ではなかったのが唯一の救いでした。
初めの2週間くらいはずっとそんな調子だったのですが、その後少しづつ環境に慣れてきたのかシェルターの中に入るようになりまして。
餌も非常に偏食で冷凍関連は全NGだったのですが、小型の生餌カエルなら食べてくれるように。
そうこうしてる内に脱皮もしてくれたので一安心。
(※ちなみに脱皮しかけの際前後に”アリオンシェッド”を怖がらない程度に使用してました。効果はバツグンかも?しれません!)
最近は努力の甲斐あってか冷凍ピンクマウスも匂い付けでたまには食べてくれるようになってきました。
あとは自然にいつ還すかの判断だったのですが、面倒を見ている内に自身で思う所がありまして。
悩んだ結果、終生飼育する事に決めました。
理由として、
- 頭に傷を負っている事。
- 少ない機会とはいえ冷凍餌に餌付かせてしまった事。
- カラスヘビの件から特にシマヘビに思い入れがある事。
- 何よりWC個体を自らの手で育て上げてみたいと感じてしまった事。
です。
1の頭の傷ですが、脱皮を終えた時に若干回復していたのでこのままうまくいけば、痕は残りそうではありますが治りそうな傷具合です。
何故頭に傷を負っているのかは不明ですが、もしかしたら何かに襲われて用水路に逃げ込んだのかもしれないですね。
様子がおかしかったのはそれが原因だったのかもしれません。
いずれにせよ、手負いのまま自然には還したくありませんでした。
2は、やはり自然下では食べる機会が無い冷凍餌を食べさせた事が、今後野生化でどう影響するのか分からなかったからです。
飼育下の環境に少しでも慣らしてしまった以上は最後まで面倒見た方が良いのでは?と。
正直正しい判断なのか全く自信ありません。
3と4に関しては完全に個人的な理由+我儘ですね。
以前カラスヘビの”もずく”を若くして死なせてしまったので今度こそは!というのと、単純にWC個体のヘビ飼育経験を積んでみたいという理由です。
見る人が見たら怒られそうな理由ですが、自分としても簡単に決断したつもりではありません。
我儘を貫く以上、しっかり経験を積み精進していきたいと思います。
というわけで今回は新たに迎えたWC個体のシマヘビ、”シマちゃん”のご紹介でした。
この経験から得た知識・経験なんかも折を見て、まとめ記事にしてみたいと思います。
少しでも多くの人の参考になる記事が書けるよう、しっかり飼育・観察していきたいと思います!
では、また!
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