ゼロから始める【デュビアの飼育と繁殖】誰でも簡単に飼育できます

デュビアの飼育ケージ デュビア

こんにちは、はえおーです。

 

私は爬虫類の餌用として”デュビア”を繁殖メインに飼育しています。

飼育暦は1年程でまだ未熟ですが、嬉しい事にデュビア達は順調に成長、数を増やしています。

 

自分は昆虫飼育未経験のド素人なのですが、それでもデュビアを飼育・繁殖する事ができました。
(※飼育開始当初5000~10000匹位、現在推定約60000~70000匹程になります)

 

今回は個人の経験則ではありますが、自分のようなド素人でも簡単に始められたデュビアの飼育方法をゼロからご紹介したいと思います。

 

デュビアを餌用昆虫として与える事を考えてる方

デュビア飼育そのものに興味のある方

 

そんな方達の微力ながらも参考になればとても嬉しいです!

 

はえおー
はえおー

良ければ是非!ご覧になっていって下さいね♪

※少々長文なので必要の無い項目は目次より飛ばしてお読み下さい<(_ _)>

 

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デュビアの特徴

 

まず初めに”デュビア”という昆虫の特徴を簡単に抑えておきましょう。

 

※デュビアを飼育していく上で知っておいて損は無いです!

 

① 南米に生息するゴキブリ
② 草食傾向の強い雑食性
③ 滑らかな表面を登れない
④ 低湿度に強い

 

順に簡単に解説しますね。

 

南米に生息するゴキブリ

 

デュビアは日本ではなく、南米の主に森林に生息するゴキブリです

 

正式名称は”アルゼンチンモリゴキブリ”という昆虫で、学名の一部を抜粋して”デュビア”と呼ばれています。

 

※ベビーサイズは三葉虫みたいです。

 

野生下では朽木や木の実、動物の死骸などを主な餌としているようで、普段は朽木や腐葉土の下に隠れて過ごしているようです。

 

オスは羽を持つものの飛翔能力は低く、高所から滑空する事はあっても飛び上がって飛翔する事は出来ません。

メスは小さな羽を持ちますが、飛翔能力が無く飛ぶ事が出来ません。

 

寿命は、成熟してからオスが1年程メスは2年程といわれ、ベビーから成虫までは脱皮を繰り返しながらも約6ヶ月ほど掛かるそうです。

卵胎生で一度に30匹前後の子供を産みます。メスは生涯を通して3~4回程の産卵を行うとされています。

 

草食傾向の強い雑食性

 

デュビアは雑食性ですが、草食傾向が強いゴキブリです

 

飼育下では与えれば動物性タンパク質も食べますが、食いはあまり良くないです。

基本的に香りが強く、水分が多く含まれる野菜や果物を好みます

反面、あまり水分を含まない葉野菜などは好んで食べようとしません。

 

滑らかな表面を登れない

 

デュビアはツルツルした表面の傾斜などを登る事が出来ません。

 

主にガラス面やプラスチック面、ポリプロピレンなどの樹脂加工された面などです。

また前述のように飛翔能力も低い為、飼育下では脱走されにくく管理しやすい昆虫と言えます。

ただし、それぞれの表面に汚れやキズがわずかでもあった場合、それを足掛けに登れるので注意が必要です。

 

低湿度に強い

 

デュビアは一般的なゴキブリよりも低湿度に強いゴキブリです

 

湿度が30%前後まで低下しても問題無く活動します。

逆に高湿度が苦手で湿度が100%近くにまで上がると死んでしまうそうです。

 

経験則になりますが、一般的に言われてるほど高湿度にそれほど弱いわけで無く、湿度70%位までなら問題なく飼育できます。

 

ただし、糞が水分を含むと非常に臭くなる事などの高湿度によるデメリットの方が大きい為に、飼育下では低湿度で管理する方が良いとされています。

ちなみにケージ内温度は26~28℃前後が適温とされています。

 


 

以上がデュビアの主な特徴の紹介です。

これらの特徴を考慮した上で飼育環境を作っていくと良いです。

簡単にまとめてみます。

 
・ 隠れられるシェルターをケージ内に入れる。

・ 餌は植物性の物を中心に与える。

・ 飼育ケージは表面が滑らかな素材の物を使う。

・ 低湿度を維持して27℃前後の温度で飼育する。

 

上記を踏まえた飼育環境を用意すれば、簡単にデュビアを飼育する事ができます。

では次に環境作りに必要な”飼育器具”を揃えましょう!

 

 

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デュビア飼育に必要な物

 

デュビア飼育に必要な”飼育器具”です。

”飼育器具”といっても、高価な器具は特に必要ありません。

 

① 飼育ケージ
② シェルター(隠れ家)
③ 餌皿
④ 温湿度計
⑤ パネルヒーター(※注1)

 

上記5点があれば簡単にデュビア飼育を始める事が出来ます。

※注1 パネルヒーターは温度調整に大変便利ですが、無くても飼育は可能です)

 

飼育ケージ

 

ケージはしっかり蓋が出来て通気性が良い物であれば何でもOKです。

 

既製品のケージで飼育するなら”昆虫用の虫かご”がおすすめです。

 

 

また、自分で多少加工する必要がありますが、”収納ケース”をケージに利用するのも一般的です。

 

 

”収納ケース”を使用する際は通気性を確保する為に、上蓋の一部を切り抜いて網を取りつけ加工をする必要があります

少し手間は掛かりますが、虫かごよりも大きいサイズが揃ってるので、その分大量のデュビアを飼育する事が出来ます

 

自作デュビアケージ

 

自分は餌用として大量にストックしたかったので、上記画像のように収納ケースを加工して飼育ケージに利用しました。

 

このケージは、収納ケースを2段重ねて上のケースの底を切り抜いて網を貼ったもので、糞や小さな食べ残しが下のケース部分に落ちる仕様になってるケージです。

 

インターネットで紹介されていたケージでしたが、非常にメンテナンスが楽で初めからこれを使用して良かったと思っています。

 

※画像のように落ちたゴミや糞が下のケースにまとまるので、掃除が非常に楽です♪

 

既製品の虫かごでも十分飼育可能ですが、個人的には収納ケースを加工した自作ケージをおすすめします!

 

収納ケースをケージにする時は”コロ付きでないケース”を選びましょう。
飼育ケージが動きやすく不安定だとデュビアにストレスが掛かるほか、コロの下では後述するパネルヒーターの保温効率が悪くなりがちになります。

 


 

シェルター(隠れ家)

 

デュビアは集団で固まって隠れる性質がある為、シェルターがあると落ち着きます。

 

また、デュビアは落ち着かないと餌食いが悪くなるので特別な理由が無い限りはシェルターを入れてあげた方が良いです。

シェルターとしてよく利用されるのが”卵パック”です。

 

 

”卵パック”はコオロギの飼育なんかでも定番で、昔からよく利用されてるようです。

この”卵パック”は、元々作りがしっかりしてる上に保温性に優れ、劣化したら新しいものに取り替えるだけでいい為、メンテナンス性に優れたシェルターになります。

また、卵パックの代わりに”園芸用ネットを筒状に丸めた物”で代用する事も可能です。

 

※園芸用ネットを丸めて結束バンドで固定した物になります。

 

こちらもインターネットで紹介されていたものになります。

作る手間はありますが、非常に通気性が良くゴミや糞も溜まらないのが特徴です。

また劣化する事がない為、半永久的に使用する事が出来るので経済的でもあります。

 

 


 

餌皿

 

ケージ内のレイアウトによっては不要だったりしますが、ケージ内の環境を衛生的に保つ為にも”餌皿”はあった方が良いです。

 

”餌皿”は少しでも多くのデュビアが同時に餌を食べられるように広口のものを使用する事をおすすめします。

口が狭い深底型のものは一度に食べれるデュビア数が限られてしまい、場合によっては餌を食べる事自体を諦める個体が出てきたりするからです

 

個人的に”餌皿”としておすすめなのが「木製船型のおしぼりトレー」です。

 

 

広口で軽い上にデビュアも登りやすく、トレーが汚れたら丸洗いもできるので使い勝手が良いです。

編み込みの隙間から餌によってはこぼれる事もありますが、逆に隙間があることによって側面から小さいデュビア達が食べれるというメリットでもあります。

 

※小サイズのデュビアは網目からも餌を食べる事が出来ます。

 

デュビアは餌の匂いが付くと餌皿を齧ってしまいます。ゴム製やシリコン製などの柔らかい餌皿は齧られやすいので、餌皿として選ぶ際には注意が必要になります。

 

※現在は自作した餌皿を使用しています。詳しくは下記記事をご参照下さい♪

 


 

温湿度計

 

デュビアの適正温度・湿度を把握、維持する為に必要になります

 

ケージ内に小型タイプのものをいれるのであれば、温度計”と”湿度計”が一体になってる物が使いやすいです。

 

 

あるいはケージの近くに、室内用の”温湿度計”を置いて部屋全体で温度・湿度管理しても良いと思います。

 

 

ケージ数が少ないのであればケージ内に入る小型タイプで良いと思いますし、ケージ数が多いのであれば部屋全体を管理できるタイプを選ぶと良いと思います。

 

デュビアは温度・湿度の対応範囲が広く丈夫なので、日本の気候であればあまり神経質になる必要はありません。
ただし、真夏・真冬時の温度や梅雨時期の湿度はデュビアにとっても大きな負担になるので管理が必要になります

 


 

パネルヒーター

 

”パナルヒーター”は必須ではありませんが、あれば冬の気温の上がらない寒い時期に保温器具として頼りになります。

 

 

使用するのであれば、上記のような温度調節が出来るタイプの物を選びましょう。

 

部屋全体をエアコンで管理するなら必須ではないパネルヒーターですが、エアコンは高低差によって場所に温度のムラが出来やすかったりします

ケージ内の温度が思ったように上昇しない時なんかは検討してみると良いと思います。

 

【追記:2021/11/30】現在はパネルヒーターの必要性が非常に高いと考えています。

※詳しくは下記記事にて説明しております。よろしければご参照下さい。

 

 


 

以上がデュビア飼育に必要な器具です。

 

パネルヒーターを用意するのであれば少しお金が掛かりますが、その他の器具を揃えるのにそこまで費用が掛からないのもデュビア飼育の魅力です。

 

さあ、ここまで揃えたらいよいよ”飼育”です!!

 

次は”デュビアの飼育方法””飼育のポイント”をご紹介します!

 

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デュビアの飼育方法とポイント

 

それではデュビアの飼育方法と、自身の経験則によるちょっとしたポイントなどを紹介させて頂きます。

具体的な内容は下記のようになります。

 

◆ ケージ内のレイアウト
◆ 日常の世話・メンテナンス
◆ おすすめの餌

 

上から順番に説明させて頂きますね。

 

ケージ内のレイアウト

 

まず初めに揃えた器具でデュビアケージのレイアウトをします。

 

レイアウトのポイントは次の2点です。

 

・ ケージの通気性を良くする。
・ 餌皿をデュビアの食べやすい場所に置く。

 

この2点を押さえておけば、自分の好みに合わせてレイアウトしちゃって大丈夫です。

 

 

上の画像は実際自分が飼育しているデュビアケージの参考画像です。

このレイアウトを簡単に説明しますね。

 

 ケージ内の通気性

 

デュビアの特徴」の項目でも触れましたが、デュビア飼育にとって湿度がこもるのは望ましくないです

 

自分はシェルターに”卵パック”を利用してるのですが、”卵パック”は湿気を吸いやすいのでパックの凸部分に、あえて穴を開けて少しでも湿気が逃げるようにしてます。

 

穴開けの手間が少し掛かりますが、これだけでも通気性がかなり変わります

 

また、小さい”デュビアの通り道”になったり、”ゴミが溜まらず落ちるように”なったりもするので”卵パック”を使用するならおすすめします。

 


 

 餌皿の位置

 

餌皿はデュビアがすぐに餌を食べられるよう、ケージの真ん中に置いてます。

 

デュビアは数が多くなってくると、お互いが邪魔をしてうまく餌まで辿り付けない事があります。

なので出来る限りどのデュビアにも近くなるようにケージ中央に餌皿を配置しました。

 

また、最下段の”卵パック”の凸部分を下にして、重ねる時はそのまま重ねずに凸凹を交互にしながら重ねると、卵パック間にうまく隙間が出来て移動がしやすくなります。

※凸凹に配置する事で空間が出来、よりシェルターぽくなります

 

レイアウトは基本的に自由です

 

”卵パック”を横に寝かさずに立てて使用してもいいですし、”園芸用ネットを丸めたシェルター”を使ってもいいです。

よく分からなければ、初めは上の画像を参考に飼育を初めてみて、慣れてきたら徐々に自分の飼育環境に合わせたレイアウトを見つけていけば良いと思います。

 


 

日常の世話・メンテナンス

 

デュビアは環境に変化があると、その環境に慣れるまで餌を食べずに隠れてじっとしている事があります。
飼育初日~数日間は餌食いが悪い時期がありますが、慣れるにつれ活発になっていきます。

 

普段のお世話でやる事は以下の3つです。

 
① 餌やりと残餌の確認。
② 温度と湿度の維持管理。
③ 溜まった糞の清掃。

 

はほぼ毎日、は糞の溜まり具合と状況を見て行います。

 

 餌やりと残餌の確認

 

餌の与え方についてですが、基本的に一日で食べきれる量を毎日与える感じです。

 

デュビアは絶食に強いといわれていますが、食欲は非常に旺盛です。

大きくプリプリに成長させたいのであれば、餌をしっかり与えていきましょう。

 

 

ただ注意点として1日で食べ切れない量は与えない方が良いです。

ほうっておいても残餌はデュビアが全て食べてくれますが、残った餌が臭ったり、小バエが沸く原因になるからです。

不衛生にならない為にも、どのくらいの餌量が適量なのかを飼育していく中で判断して、残餌は速やかに取り除いていきましょう。

 

小型の爬虫類・両生類に与えるのなら必要以上に大きく成長させないように、あえて餌量を少なめに調整して成長をコントロールする事も出来ます。
その際は温度も20℃位前後で調整すると餌食いも落ち着きます。

 


 

 温度と湿度の維持管理

 

ケージ内温度が、デュビアの適温(2628)近くになっているか、湿度が高くなりすぎていないか一日1回は温湿度計を確認しましょう。

 

特に夏場冬場梅雨時期は各変化が大きい時期なので注意した方が良いです。

 

夏の暑い時期にデュビアケージを閉め切った部屋に置いておくと、ケージ内温度が高くなり過ぎて最悪全滅します。

室内温度が30℃を超える場所には置かない方が賢明です。

 

冬場はケージ内全体が20℃以下にならないようにしたいところです。

ケージ全体ではなく一部だけでも適温地帯を作る事が出来れば、デュビア側が移動、密集する事で勝手に体温調節してくれます。

 

梅雨の期間は湿度が高くなるので、小バエが沸いたり、糞が匂いやすくなりがちです。

湿気対策として乾燥剤をケージ内部に入れたりするのも効果的です。

 

 

乾燥剤を利用する際は、デュビアが誤って齧らないようにケージ側面にテープで貼るなどして使用した方が良いです。

 

ちなみにエアコンが使用出来るなら、いずれもエアコンで温度・湿度管理するのが一番手っ取り早いです。

 


 

 溜まった糞の清掃

 

ケージの清掃は状況を見て清掃するかしないか判断します。

デュビアは糞が溜まっていたとしても、大きな問題になる事はありません。

 

ただ、湿気を吸った糞が匂ったり隠れて死んでるデュビアが放置されてたりまたそれらが原因でダニが沸いたりするので、糞が溜まってきたら定期的にケージ内全体を清掃した方が良いです。

 

注意点は、デュビアは驚いたりすると蓄えた体内の水分を放出する事です。

 

給餌によって体内に水分が補給されたばかりの状態だと、清掃中にデュビアが興奮して体液を撒き散らしてしまい、ケージ底面がビショ濡れになってしまう事があります。

これによりデュビア自身に負担が掛かったり、ケージ内の湿度が上がる原因になったりするので要注意です。

 

上記の理由で、個人的には清掃予定前日に給餌をしないようにしています。

 

 


 

おすすめの餌

 

こちらもデュビアの特徴」で触れたようにデュビアは草食傾向の強い雑食性です。

なので餌は植物性の物をメインに与えると良いです。

おすすめは定番の”ラビットフード”です。

 

 

安価」・「入手簡単」・「高栄養」と3拍子揃った良餌です。

 

また”ラビットフード”を与える際は、水でふやかしてから与えると抜群に食いが良くなる上に水分補給にもなるのでおすすめします

 

 

まずはこの”ラビットフード”をメインに与えていくと良いでしょう。

 

しかし気を付ける点は、デュビアには嗜好性があります

 

同じ餌ばかりだと徐々に食いが落ちていってしまうので、”ラビットフード”以外にも”野菜クズ””昆虫ゼリー”などをローテーションで与えていくと良いです。

 

特に”昆虫ゼリー”は、嗜好性も高く水分補給も兼ねており、商品によって高タンパクなゼリーなどもあるので非常に使い勝手の良い餌といえます。

 

 

飲み水は与えないの?と疑問に思うかもしれませんが、上記のラビットフードに水分を含ませたり、野菜や昆虫ゼリーを与えるだけでもデュビアに必要な水分は十分補給されます。

 


 

以上、”デュビアの特徴””飼育器具””飼育のポイント”を自身の経験を元に書かせて頂きました!

今後も飼育を続ける中、新たな発見があればどんどん追記していきたいと思います。

今回書いた記事の他にも、デュビアに関する記事を書いています。

 

 

また自身の経験則から、デュビア繁殖飼育の大変な所に焦点を当てた記事なんかもありますので、ご興味ある方は是非ご参考下さい!

 

 

その他の記事もよければ、ぜひぜひ見ていって下さいね♪

長文、付きあって頂いてありがとうございました!<(_ _)>

 

では、またw

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