こんにちは、はえおーです。
トカゲや昆虫食ペットの生餌として人気の高い”デュビア”
”コオロギ”よりも丈夫で手間も掛からない事から、”レッドローチ”と並んで餌用昆虫として不動の地位を確立しつつありますよね。
その飼育の手軽さから餌としてストックするだけでなく、自分で殖やしてしまって半永久的に餌用として供給しようと考えた飼育者も多いんじゃないでしょうか?
自分もそんな一人ですw
デュビア繁殖を始めてまだ約1年程ですが、それでも飼育当初では分からなかった事なんかも経験を積むにつれて色々見えてくるようになりました。
今回はそんな経験から知ったデュビア飼育時に作成する自作ケージの注意点を皆さんにご紹介したいと思います。
これからデュビアの飼育を検討してる方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
デュビア用自作ケージとは?
そもそもデュビア用の自作ケージってどんなものかって言うと、
こんな感じの「衣装ケースの一部を加工したオリジナルケージ」です。
”デュビア ケージ”とかでググれば、こういった衣装ケースを二段重ねた仕様の自作ケージの紹介サイトなどが検索されると思います。
この自作ケージの主な利点は、
以上の2点です。
底が網状なので自動的に糞が下へと落ちていきます。
糞掃除は重ねた収納ケースを外して、二段目に落ちた糞やゴミをポイっとすれば良いだけなのでとっても楽チンです♪
また、通気性が良くなるのでデュビア飼育で大敵となる湿気対策も兼ねてます。
この使い勝手の良さから現在デュビアを飼育している方は、このタイプの自作ケージを利用してる事が多いんじゃないでしょうか。
かくいう私も紹介サイトを参考に「収納ケース二段重ねの自作ケージ」を使用してます。
ただこの自作ケージ、すごく便利なんですけどちょっと気を付けなきゃいけない点もあるんです。
それを説明していきたいと思います。
自作ケージの注意点
具体的には以下の2点です。
順に説明しますね。
生まれたての子デュビアが底網をすり抜けてしまう
一般的に底網に使われやすいのが”園芸用の”鉢底ネット”だと思います。
値段も安めで、網目の大きさもデュビアの糞が落ちるのに丁度いいサイズだからです。
しかしベビーサイズのデュビアはこの網目をすり抜けてしまいます。
ゴミが溜まる二段目に落ちてしまえば、デュビアは自力で一段目には戻れません。
それでも子デュビア達は落ちてきた食べカスや糞を食べるので、定期的にメンテナンスしていれば死んでしまう事は少ないです。
しかし今度は掃除する時に落ちたゴミと子デュビア達を取り分けなきゃいけません。
これが自分みたいに繁殖メインの人間にとっては結構な手間になるんですよね。。。
かといって、子デュビアがすり抜けられない程の目の細かい網を使用すれば、今度はゴミや糞がうまく落ちなくなり、網目がゴミで塞がれば通気性も悪くなります。
それではわざわざ収納ケースを二段重ねるメリットが失くなってしまいます。
底網を収納ケースにしっかり接着させるのが難しい
実は収納ケースに何かを接着させるっていうのは簡単なようで非常に難しいんです。
収納ケースのほとんどは「ポリプロピレン」という材質で作られてます。
この「ポリプロピレン」ですが、”難接着材”と呼ばれてて通常の接着剤などではしっかり接着する事が出来ません。
またそれは”鉢底ネット”も同様で、同じような材質の「ポリエチレン」である事が多く、これまた難接着剤のひとつだったりします。
これらの材質に瞬間接着材・シリコンボンドなどは、接着材が乾いた後に引っ張ったりすると割と簡単に剥がれちゃいます。
それはグルーガンも例外ではありません。
デュビアの絶対数が少なく、そこまで重くない程度の匹数であれば、上記の接着剤でも一応接着する事自体は可能です。
しかしある程度の重量を超えてくると、最悪底網が抜けてしまいます。
ちなみに私は経験済みです。
↓
以上がこの自作ケージの注意点になります。
非常に便利な「二段重ね自作ケージ」なのですが、気を付けるべき点があるので使用の際はお気をつけ下さい。
それでは皆さん、良きデュビアライフを!
では、またw
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