デュビアの扁平は成長と共に直るのか?検証します!その⑤

脱皮直後のデュビア デュビア
本記事は扁平になってしまったデュビアが成虫まで成長する過程で、扁平が直るのかどうかを検証する記事となります。
1㎝弱サイズから成虫になるまでの記録を紹介していきたいと思います。

 

こんにちは、はえおーです。

 

”扁平デュビアが成長するにつれて扁平が直るのかどうか”、検証を始めて約4ヶ月経ちました。

先月観察した時には成虫も増えてきた印象でしたが、果たして今回はどうなってるんでしょうか?

 

今回もどのように成長しているのか、観察していきたいと思います!

 

※前回記事をまだ読んでない方は、そちらも見て貰えるとより楽しんで頂けると思います♪

 

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 扁平デュビアに噂されるデメリットまとめ

 

・ 寿命が短い。
・ 引っくり返ると起きあがれない。
・ 成虫になっても奇形になりやすい。
・ 扁平になった個体は直らない。

 

それと今回観察する以前に、普段のメンテナンスで気づいた変化があります。

 

それは”餌への反応が他のコロニーに比べて悪くなった事”です。

 

※左が通常のコロニー、右が扁平デュビアのコロニーです。

 

通常の飼育慣れしたデュビアであれば、餌の匂いを感じるとすぐに寄ってたかって食べ始めます。

しかし、最近の扁平デュビア達は餌を与えても反応が薄くなり残餌が目立つようになりました。

しっかり食べなければ栄養不足で成長に影響がありそうで心配なのですが・・・。

 

ともかく、まずは観察してみたいと思います!

 

 

 

やはり餌が残っています。

 

 

この餌は2日前に与えた物です

 

別記事にも書いたのですが、自分はデュビアケージをメンテナンスする時はメンテ前日~2日前くらいから餌を与えない様にしてます。

今日は扁平デュビアの観察予定日だったので、昨日一日は餌を与えずそのままにしてたのですが、思った以上に餌が残っていました。

 

やはり餌食いは落ちてるようですね。

 

また、卵パック上部で”死んでしまっている個体”も見受けられました。

 

※仰向けで息絶えてる個体。画像上に写っているのは脱皮殻でした。

 

・・・なんか、嫌な予感がしてきます。

 

とりあえずシェルターをめくってみる事に。

 

 

 

おお・・、これは中々・・・。 (゚。゚*)ホーウ・・・

 

見ると1ヶ月前よりも成虫がしっかり増えていました。

中には成長が遅い個体もいるようですが、それ以上に育っている個体が数多くいるようです。

一応、恒例のコイン比較もしてみます。

 

 

以前より全体的にサイズアップしたのが500円玉と比べるとよく分かります。

 

餌食いが落ちたり、いきなり斃死個体を発見したりと、今回はのっけから不安スタートでしたが、改めて見てみるとデュビア達はしっかりと成長していて安心しました。

 

※扁平だったとは思えない程、綺麗な体型の個体も見受けられます。

 

しかし、ケージ内を見渡すと”こんな物”も見つかりました

 

 

メスの”卵鞘”です。

 

どうやらオスと交尾はしたものの、何かのトラブルで落としてしまったようです。

過密飼育気味だとストレスが原因であったり、他の個体と接触した際に”はずみ”で落とす事があります。

 

しかし、扁平デュビアのコロニーは、他のコロニーに比べて全体数は少ない方です。

 

また、そんな過密飼育気味の他コロニーでも、一度に5個も落ちた”卵鞘”が見つかる事はあまりありません
(※もしかしたら発見前に食べられてるのかもしれませんが・・・)

 

以前、第一回目の扁平デュビアの特徴を挙げた時の一つに、

 

ようやく成虫になっても後尾の部分が形成されなかったり、歪な体型になったりするそうです。

また、それにより卵鞘が不自然な形で出てきたりする為、産卵にも影響するとの事です。

 

というものがありました。

まだまだなんとも言えませんが、もしかしたら今回見つかった”卵鞘落ち”は、コレが影響しているのかも・・?しれないですね。

 

また、この1ヶ月間で死んだ個体数は、初めの斃死個体含めでした。

 

※この他に給餌の際、匹の斃死個体を見つけていました。

 


 

しっかり成長している影で、色々な不安要素も出てきました。

 

今後このコロニーがどうなっていくのか、引き続き観察していきたいと思います!

良ければまた覗きに来て下さいね♪

 

遺伝”まで調べる以前に、はたして”産卵”まで辿りつけるのかどうか?

 

では、また!

 

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