デュビアの扁平は成長と共に直るのか?検証します!【補足編】

デュビア

こんにちは、はえおーです。

 

先日【最終章】と称して「デュビアの扁平は成長と共に直るのか?検証します!」をひとまずまとめた形で記事として挙げました。

 

しかしよくよく読み返して見ると、自分の感想のみで肝心の扁平デュビアに噂されるデメリットまとめの結果内容が抜けている事に気づきまして。。。

 

そこで今回は扁平デュビアのデメリットの真偽や、それについての感想を補足編という形でまとめておきたいと思います!

 

若干前回と重複している内容も出てくるかと思いますが、生暖かい目で見てもらえるとありがたいです(;^_^A

 


 

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扁平デュビアに噂されるデメリット

 

今回扁平デュビアを育て検証していく上で、代表的なデメリットとして挙がっていた噂をまとめたものが以下の4点になります。

 

・ 寿命が短い。
・ 引っくり返ると起きあがれない。
・ 扁平になった個体は直らない。
・ 成虫になっても奇形になりやすい。

 

この他にも、扁平は遺伝するという話も耳にした事がありました。

どれも厄介な特徴ばかりですが、さてこれらは本当なのでしょうか?

 

実際に扁平デュビアを生育して感じた事を書いていきたいと思います。

 

また前回の記事に書いた、扁平デュビアに対する自分の感想も併せて載せておきます。

・扁平とは栄養(水分)不足状態の個体がなりやすい。

・栄養(水分)を十分に摂取させていけば扁平は改善可能。

・扁平≠遺伝であり相関関係に乏しい。

 

ではでは、やっていきましょう。

 

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寿命が短い?

 

扁平というか、元々が奇形だった個体は割と成虫になる前に死んでしまう事が多い印象です。

しかし、途中から扁平になってしまった個体は、すぐに死んでしまう事はあまり無いと感じました。

上記の感想にも書きましたが、扁平になるのは栄養や水分が十分に摂取出来ていない個体がなると思われます。

なのでその後、その個体がしっかりと栄養・水分を摂取していければすぐに死んでしまうって事は無いと思います。

 

結論として、

 

× 元々奇形(劣勢遺伝)な個体=成虫になる前に死んでしまいやすい。

途中から扁平になった個体=その後の環境次第で十分成長していく。

 

という感じでしょうか。

 

 

引っくり返ると起きあがれない?

 

全く起き上がれない事は無いようですが、正常な個体に比べて体型が薄く全体的に丸まり気味な分、起き上がりにくそう感じました。

 

引っくり返ると、正常な個体は足をせかせかと動かしながら体全体を捻るように起き上がろうとするのですが、扁平個体はその体型の為か、身体を捻るように起き上がる事も難しいようです。

 

また、前述の通り「扁平=健康体では無い」ので体力が少ないのか、途中で起き上がるのを諦めるような素振りを見せる扁平個体が多かったです。

 

元々元気の良い正常な体型のデュビアでも、引っくり返ってから起き上がるまで割と苦戦してるのを見かけるので、扁平体型のデュビアはさらに起き上がるのが大変なんだと思います。

 

※背中全体が丸まっている為、中々起き上がる事が出来ない扁平個体。

 

 

扁平になった個体は直らない?

 

大部分の扁平個体は飼育環境次第で、扁平から正常な形に直す事が出来ると思います。

栄養・水分がしっかり長期的に与えられていれば、扁平から正常な体型に戻る可能性は十分あります。

これに関して言えば、扁平は直ると言って良いのではないかなと思ってます。

 

※扁平個体だらけだったコロニーの様子。成虫になりほとんど個体が綺麗な体型に戻りました。

 

成虫になっても奇形になりやすい?

 

まず前提として扁平になる・ならない”は脱皮時に起きます

 

そして扁平体型⇒正常体型に戻るまでには、数回脱皮を繰り返し徐々に戻っていくようでした。

つまり、扁平状態の個体にしっかりとした飼育環境と十分な餌を与えたからといって、急に扁平が直る訳ではありません。

 

今回私の試みが嬉しい結果に終わったのは、恐らく1㎝前後サイズの扁平デュビアから始めたのが大きかったからだと思います。

 

成虫になるまで何度も脱皮を繰り返す時間的な余裕があったからです。

 

なので、仮に成虫間近の扁平個体を成虫になった段階で元の正常な体型に戻す、というのは至難の業だと思います。(というか多分無理だと思います。。。)

 

結論として、どの段階(サイズ)の扁平個体を成虫段階で正常な体型に戻したいかによるんではないかと思います。

 

扁平は遺伝する?

 

これは前回の記事や感想の部分にも書きましたが遺伝は恐らくしないと思います。

 

それは元々扁平個体だらけのコロニーから産まれた子デュビアを見てみた限り、既に扁平体型になってしまっている個体はほとんど居なかったからです。

これについては前回の記事デュビアの扁平は成長と共に直るのか?検証します!【最終章】を見てもらうと分かりやすいと思います。

良ければ、是非見てみて下さい。

 

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以上が「デュビアの扁平は成長と共に直るのか?検証します!【最終章】」補足となります。

上記の所感は、あくまで自分の飼育環境下で確認できた事による感想になります。

 

今回の結果が全ての環境下で同じ結果になるとは限りません

 

ある環境下での、一結果として見てもらえるとありがたいです。

 

今後は、”扁平個体から産まれたデュビアが成虫までに扁平になるかどうか”を軽く検証してみたいと思います。

気になる方や興味ある方はまた是非覗いて見て下さいね♪

それでは以上、”補足編”でした!

 

では、またw

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